カロルス湖にて、ホームスクールに通う8年生のブランドンはコーチや他の子供達から声援を送られ、写真を取られながらトーイングロープを手放すと即座に波に乗り始めた。
ウェイクサーフィンは、ウェイクボードよりも乗りやすいということなどから、ここ10年で特に人気を集めている。
しかし、最近ダグラス郡で一部の湖のオーナー達が大型船で発生する波が海岸線を侵食し、彼らのドックの舟艇に損害を与えていると非難を起こし始めている。
ゲアリー・アンダーソンはフィリップのような子供達を毎週ウェイクサーフィンへ連れて行く組織のリーダーとして、またファクションマリーナの所有者でボートを販売しているジェイソン・リーベックらはウェイクサーフィンのイメージの為、そしてスポーツを守る為にもボートの操縦者らにフェアプレーを教えることにした。
アンダーソン:
“ライフジャケットは必ず着用すること。船乗りを尊重すること。我々は、ここ一体の人々にウェイクサーフィンの良さ伝える任務がある” (火曜日の午後埠頭にて)
湖畔のオーナーがウェイクサーフィンボートに反対しているのは、ダグラス郡だけではない。
ヴァージニア、ワシントンとアイダホの湖畔のオーナーも浸食について、不満を漏らしている。一部の地域では規制がかかることに。
過剰な取り締まりを阻止する為、フロリダに拠点を置くウォータースポーツ協会は、造船技師にウェイクサーフィンのボートで引き起こされる波の調査を依頼した。
その結果、ウェイクサーフィンをしているボートからうねり出る波はクルージングボートより速く砕け、速く消えるので、海岸線により少ない損害を与えると2015年の調査結果から分かった。
また、自然の波の方がウェイクサーフィンをしているボートの波より多くの海岸線浸食が起きることも判明。
それにも関わらず、ウィクサーファー達に以下の通知が届いた。
・可能であれば水の中心にいて狭チャネルまたは本道を避けること
・常に海岸線、ドックまたは一定の固定物から少なくとも150フィート離れること
・海岸線を尊重し、不動産所有者の要求があればすぐに立ち去ること
・繰り返された走力にて、海岸線で波を作ることは避けること
・可能な場合、ボートの非サーフィン側を最も近い海岸線に向けること
・岸の近くでのターンを避けること
リーベックはウェイクサーフィンボートを売るたび、オーナーに2時間かけてどうのように安全かつ丁寧に操作するのか説明をしている。
しかし、ボートは国中からアレキサンドリア地域の湖に集まるため、新しいボートの所有者はレッスンを受けていないかもしれない。そこで彼は顧客を教育する方法をディーラーや営業担当者に対して「顧客集会」を開くことにした。ウェイクサーフィンをしているボートオーナーに対して湖畔に住む人々や、警察にもっと気を遣うように訴えるビデオを自身のフェイスブックのビジネスサイトに掲載した。
リーベック:
“ウェイクサーフィンはまだ新しいスポーツだ。だからこそみんなで力を合わせ、みんなで一緒に楽しみたい”
問題を引き起こしているのは、ウェイクサーフィンボートだけでないとリーベックは言う。
なぜらなら週末になるとルロス湖には漁船、小型の船舶、ポンツーンなどが集まり、海岸から約150フィート以内に後流を作り出してる。
リーベック:
“湖で一日も過ごせば、我々ウェイクサーファーがいかに少数派なのかわかるはずだ。ボートに乗っているほとんどの人が正しい教育を受けているわけではない”
さらに湖はアレキサンドリア郡区の多くの人々に金銭をもらたすことができると彼は指摘した。
リーベック:
“我々がしたいのは、彼らを怖がらすことではなく、彼らを教育すること。最も避けたいものは、『アレキサンドリア郡区にはもう行かない』と言われること”
8月初期、ダグラス郡湖協会の月例会議で一部のメンバーは教育、規制またその両方を要求した。ラトカ湖の住宅所有者ヴァーン・ロースン氏もまたメンバーの一因だ。
ヴァーン・ロースン氏:
“独立記念日の週末に、湖で6隻のウェイクサーフィンをしているボートを見たんだ。何人かは私の家の前の湾にいた。”
波がドック下の溶接点を破壊し、彼の海岸線に侵食したと彼は主張している。
ヴァーン・ロースン氏:
“長いこと海岸線の湖畔の植物の端から、湖沿いの銀行まで16フィートあったが今年は11.5フィートしかなかった。小さな湖がこれらの大きいボートに耐えることはもうできないのでは。
しかし元ダグラス郡局長はロースン氏が1000エーカー以下の湖に、ウェイクサーフィンボートを完全に禁止する理由が見つからないと答えた。
ヴァーン・ロースン氏:
“すべてが、より大きくなっている。
モーターはよりパワフルに、ボートもより大きくなっている。釣り舟をここでは見かけない。ここでウェイクサーフィンをしたら釣りなんかはできないさ”
彼の最大の懸念は資産のためでないと、ロースン氏は答えた。
ヴァーン・ロースン氏:
“全ては湖の水質の為なんだ。
土はリンを含み、湖から酸素を奪うことができるから藻類の成長に拍車をかけることができる。
20年前水の透明度をテストしていた時、水の深さは26フィートまで落ち着いていたが今は半分以下でわずか6フィートしかないんだ。
ここは昔一番綺麗な湖だった。だが、もうあの並外れた美しい湖ではなくなった”
参考
Karen Tolkkinen「Wakesurfers call for self-policing to avoid conflict with lakeshore owners」echopress,
(公開日時:2017年09月01日)
記事:echopress.com/…/4321418-wakesurfers-call-self-policing-avoid-conflict-lakeshore-owners