体温を上げると免疫力&基礎代謝がアップする!?
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肌寒い季節になってきた。水温もだんだんと下がり、今まで海水パンツ一枚でウェイクサーフィンが可能だったが、肌寒くなっていきウェットスーツが必要になっていく。秋〜冬にかけてウェイクサーフィンを続ける本格派の皆さま、冷え対策の心構えはできているだろうか。
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最近ではウェットスーツの進化で間違いなく冬でも水に入れる時間が増えた。しかし頭部や手などが外気に触れ続けることで体温は低下し、寒さが極まると身体が急激に熱を発生させようと「シバリング」(手足がしびれ、全身がガタガタと小刻みに震える現象)が起こり始めることも。シバリングが起きた場合、身体のSOSサインでもあるので、絶対に水から上がってすぐに身体を温めることが必須だ。
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実は体温を1度上げると免疫力は5~6倍に、逆に体温が1度下がると免疫力は30%低くなるとも言われている。体温が下がると、自覚症状のない心臓病や糖尿病などを持つ人は心筋梗塞などを起こす危険性や、神経や筋肉の働きが低下してパフォーマンスの低下にもつながる。筋肉が固くなることで起こる肉離れなど、ケガをするリスクも増えるので気を付けよう。そのまま冷えをほっとくと知らず知らずのうちに身体に負担がかかり、免疫力が落ち体調を崩しやすくなることも。
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保温対策で1℃アップする方法
寒い日に最適な保温対策とは?お湯を浴びたり暖かい洋服を着るなど身体の外側から温めることはもちろん、身体の内側からも温めることで、「冷え」を早く解消することができる。そんな時は、水に入る前後に温かい紅茶を飲んで体温をアップさせよう。準備は簡単!保温性の高い容器に紅茶をいれて船へ持っていくだけ。
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また血行を促す効果がある生姜と紅茶を合わせてジンジャーティーにすることでさらに効果がアップする。ただアツアツのものを飲めば、体が温まるというワケでもない。一般的に、暑い場所で生育するものには体を冷やす作用があるとされている。紅茶もインドやスリランカなど暑い国が産地だが、茶葉を発酵させてあるので、体を温めるものの部類に入る。コーヒー、緑茶、麦茶、牛乳、ジュース、スポーツドリンクなどは体を冷やす飲み物なので、夏の熱中症対策には良いが、温活には控えるようにしよう。
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免疫力が上がれば、風邪をひきにくくなる、疲れにくくなる、アレルギーや肌荒れが改善される、など健康面でメリットがたくさん。また体温が上がることで基礎代謝が高まり、代謝が良くなれば脂肪が燃焼されやすくなる。つまりは健康的に太りにくい体になっていけるのだ。ウェイクサーフィンは身体が資本なので、こういった健康管理も心掛けていきたいもの。身体の中から温め免疫力をあげて寒い日も快適なウェイクサーフィンライフを楽しもう。
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